こだわりの「加賀れんこん」は奥深く、シャッキリ&モッチリ!
伝統野菜の加賀れんこんをご存知ですか?
加賀野菜の代表格で、伝統野菜らしく、まさにこだわりのれんこんです。今回は、金沢を中心に石川県民が常食とする加賀れんこんが、「なぜこんなに奥深い味わいなのか?」をあますことなくご紹介いたします。
加賀野菜の代表格、加賀れんこん
出荷時期 : 8月下旬 ~ 5月中旬
石川県でのれんこんの栽培は、加賀藩五代藩主前田綱紀のころからと伝えられていす。
明治20年代、商品性が注目され、「小坂蓮根」と呼ばれるようになりました。今では森本地区、河北潟干拓地まで栽培が広まり、一大産地となっています。
もっちり&しゃっきり
加賀れんこんの味は個性的!シャキシャキ食感とモチモチ食感がバランスよく融和し、味わいは重層的で奥深いです。煮物・天ぷらはもちろん、蓮蒸し・すり流し汁などの伝統料理にしても、もちもち食感と深い風味が味わえます。
でんぷん質が多く、ネバネバ成分を含み、粘り気をもちます。肉厚で、れんこんの中では穴が小さいのも特徴です。
粘り気が料理のバリエーションを生む
加賀れんこんは、すりおろしてからが楽しくなります。ネバネバ成分を多く含み、握っただけで固まってくれます。そのままお味噌汁の具にしたり、郷土料理のはす蒸しにしたり、創作料理にも活用できます。特にはす蒸しは県外からくる観光客にとっても人気があります。まさにこだわりの、いや、とことんこだわれるれんこんです。
加賀れんこんの主な食べ方
加賀れんこんは、煮物にしたり、きんぴらにしたり、一般的なれんこんの調理法で食べられます。
加賀れんこんの特徴が味わえる料理としては、以下のようなものがあります。
加賀れんこんの天ぷら
加賀れんこんのてんぷらは、加賀れんこんのしゃっきり&もっちり食感と伝統野菜らしい風味が味わえる、おすすめの料理です。
加賀れんこんの蓮蒸し
加賀れんこんの粘り気を活用した、金沢イチオシの郷土料理です。
ねばりけのおかげで、つなぎに卵や片栗粉を使わなくてもちゃんと固まってくれるため、加賀れんこんの風味がしっかり残ってとてもおいしいです。
石川県民は常食。観光客にも大人気!
加賀れんこんは金沢市を中心に作られ、ほとんどが県内、特に金沢市内で消費されます。
とにかくその奥深い風味は魅力的で、このれんこんに食べなれると、ほかのどんなれんこんも食べられなくなるかもしれません。
観光客にもとても受けが良いです。
金沢観光中のどこかで加賀れんこん料理を食べて、そのおいしさに感銘を受け、わざわざ買って帰る観光客も大勢います。
他県の人の舌をもうならせ、とことん料理にこだわれる加賀れんこんは、イチオシのれんこんと断言します!
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加賀れんこんのまとめ
加賀れんこんは、加賀野菜の代表格の一つである金沢の伝統野菜。
しゃっきり&もっちり食感が魅力で、すりおろして料理に活用するのも向いている。金沢市民に愛され、他県のれんこんが物足りなくなるほど。近年は観光客がお土産として持って帰ることも。