【デパ地下の八百屋さん直伝】失敗しないお中元のフルーツ選び
お中元など季節の贈り物を選ぶ時、何を選べばいいのか、予算はどれくらいが適切なのか、悩んだことはありませんか?
そこで、今回は中身をフルーツに限定し、今まで多くのギフトの相談に乗ってきたデパ地下の八百屋さんが、失敗しないフルーツの選び方を教えます!
フルーツの選び方 3つのポイント!
夏の旬なフルーツはこれ!
メロン、桃、マンゴー、ブドウ類がお中元におすすめです。
ぶどう類では特に、巨峰、ピオーネ、藤稔、シャインマスカットなどが、大きくて見た目も華やかです。
これらは夏のフルーツの代表格であり、高級品でもあります。
これらで全部まとめる必要はありません。でも、1つは入れましょう。
これで、かなりお中元らしくなります。
予算はこの3パターン!
親族など近しい間柄であれば、5,000円前後。親族ではないが近しいお相手なら5,000円から10,000円前後。
長年お世話になった方や、先生など、気の張るお相手なら10,000円以上。
これが最近の、平均的なお中元の相場のようです。
もちろん、必ずそうである必要はありません。
参考程度に、臨機応変に対応しましょう。
贈り先のご家族にあったボリュームを
贈り先のご家族の人数にあわせて内容を考慮しましょう。
例えば、ご家族が5~6人もいるところに高価なフルーツを1~2個贈るよりは、
桃を複数個とぶどう2種類などの詰め合わせのほうが、全員でシェアできてベターです。
反対に、年配のご夫婦二人に数多くのフルーツを贈っても、食べきれない可能性があります。
そんな場合は、量より質!!
桃10個の詰め合わせより、メロンとシャインマスカット1つずつなどの方がよいでしょう。
この組み合わせには、実はもう一つのメリットがあります。
シャインマスカットはすぐ召し上がることができ、メロンは追熟しきる(バナナのように置いておくと甘くなる)まで待つ必要があるため、段階的に召し上がっていただけるのです。
このような配慮もできるとなお良いでしょう。
これは避けたい!フルーツ選ぶの2つの注意点
自分で買いそろえて包装してはダメ!
購入から配送までのすべてを必ず購入先で完結させましょう。
ご自身で買いそろえて包装から発送まで一人で完結させるのは、絶対に避けるべきです。
フルーツの包装は専門的です。包む前に、まず一つ一つ目視で傷の有無をチェック。
詰め合わせる際は、お互い傷つけ合わない配置、また、縦にしても大丈夫な配慮も施します。
同じフルーツでも、選ぶべき等級があります。
フルーツの等級は上から秀・優・良となっており、その上には特選品もあります。
見た目に優れ、糖度も補償されている秀品以上が理想的です。
しかし、これはお店の人しか知り得ない情報です。
ご自身の好みで選ぶと誤る可能性がとても高いのです。
このように、フルーツの包装はなにかと専門的です。必ずお店の人の助言に合わせてフルーツを選び、包装配送はお任せしましょう!
贈り先が名産地のフルーツを贈らない
石川県の方に、ぶどうの巨峰やデラウェアを贈ってはいけません。
それらは石川県が名産地のフルーツだからです。
ちょっとした小玉スイカを添えるのも、同じ理由で辞めた方が良いでしょう。
各地域にはだいたい名産品があるものですが、全国的に知られていないんのがほとんど。
ちょっとした知識がいる問題ですが、前もって極力調べるようにしましょう。
さらに喜ばれるギフトにする、たった一つの知識
特産品&特選品がベスト!
石川県には、1房が1万円以上する高級ブドウのルビーロマンがあります。
石川県を代表するブランド品種であり、特産品であり、特選品。
希少性と美味しさがダブル補償されています。
ルビーロマンに限らず、品種名に商品名がつけられた、優れたフルーツは全国各地にあります。
嬉しいことに、そのようなフルーツには専門の箱も用意されていることがほとんど。贈り物の見栄えもさらに向上します!
あなたの身近な地域、または県内にそのようなものはありませんか?
あるならば、これを贈らない手はありません!
まとめ
お中元などの季節のギフトは、日ごろの感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。
フルーツを選ぶ際のポイント、注意点などもきちんと踏まえれば、きっとあなたの気持ちまで相手に伝わることでしょう。
ぜひ、これを参考に、最高のお中元を贈りましょう!